ベクテルがアメリカ・ユタ州ソルトレイクシティ近郊のリオ・ティントのケネコット銅鉱山に25メガワットの太陽光発電所を設計・建設する契約を獲得しました。この「Copperton Phase 2 Solar」は、既存の5メガワットの太陽光発電所の隣に210エーカーの土地に設置され、2025年に完成が予定されています。プロジェクトでは、71,000枚の効率的な両面太陽光パネルを設置し、ケネコットのスコープ2排出量を年間約21,000トンのCO2相当、約6%削減します。
ベクテルは独自のデジタル手法を活用し、自動化技術を取り入れてプロジェクトを最適化します。リオ・ティントは、2050年までに温室効果ガスの排出をネットゼロにすることを目指しており、現在、ガスや石炭の電力を太陽光や風力などの再生可能エネルギーに置き換えることに注力しています。
リオ・ティントのケネコットマネージングディレクターであるネイト・フォスター氏は、「太陽光発電所の拡張は、私たちのカーボンフットプリントを減らすための最新のステップです」と述べ、過去数年での排出量削減の取り組みを強調しました。ベクテルのスコット・オースティン氏は、このプロジェクトが「気候への取り組みを具体化している」と述べました。