Metal Sharkは、タンパ消防救助(Tampa Fire Rescue)に新しい40フィート×12フィートのアルミ製モノハルパイロットハウス消防艇を納入したと発表しました。この船は、Metal Sharkの自社設計で、ルイジアナ州ジャンエレットの工場で製造され、次世代の38 Defiant NXT消防艇の最初の一隻です。Yamaha製の300馬力エンジン3基を搭載し、高速性能と優れた操作性を兼ね備え、タンパ消防救助が迅速な対応を行えるように設計されています。
タンパ消防救助は、ポートタンパ湾や周辺の工業地域、42マイルのタンパ航路、タンパ湾全域での主要な火災抑制を担当しています。また、捜索救助ミッションや緊急医療対応も行っています。新しい船は、Metal SharkのNXT EMS応答キャビンを搭載し、ショック軽減シートやEMS用ベンチ、通信・消防制御ステーションなどが備えられています。
消防能力は、ダーレイ消防ポンプにより1,500 GPMの水を供給し、遠距離での船舶間および岸への対応が可能です。また、捜索救助やダイビングミッション用の設備も充実しており、気候制御のためのHVACシステムや先進的な電子機器も搭載されています。
Metal Sharkは、全国の消防署に新しい消防艇を納入しており、タンパの水上での緊急対応能力をさらに強化するため、2026年には2隻目の姉妹船も納入予定です。