フランスの浮体式洋上風力プロジェクトEFGLで、1基目の曳航と設置作業が行われました。

2025年7月31日、Ocean Windsはフランスの地中海側で進めている浮体式洋上風力発電プロジェクト「Les Éoliennes Flottantes du Golfe de Lion」（EFGL）において、1基目の浮体式風力タービンの設置に成功したと発表しました。このタービンは、フランスのフォス＝シュル＝メール（Fos-sur-Mer）でEiffage Metalによって建造され、ポール＝ラ＝ヌーヴェル（Port-la Nouvelle）へ曳航後、組み立てられました。完成したタービンは高さ186ｍで、沖合16kmの設置場所へ曳航されました。EFGLプロジェクトでは、10MW風力タービン「V164-10.0 MW」を搭載した浮体式風力タービンを3基設置する計画で、3基の設置作業は2025年8月末までに完了する見込みです。