岡山県倉敷沖でタンカー「周宝丸」が座礁した。原因は操船中の電話によるもの。

2025年8月6日午前10時35分ごろ、倉敷市児島通生沖でタンカー「周宝丸」が座礁する事故が発生しました。事故当時、タンカーは大阪ソーダ水島工場を出港し、小豆島へ向かっていましたが、操船中の船長が電話に夢中になり、航行位置の確認を怠ったことが原因とされています。乗組員にケガはなく、浸水や燃料流出も確認されていません。座礁から約10時間後の午後8時に離礁し、翌日には香川県丸亀市の興亜産業株式会社へ移動して船体の損傷確認が行われる見込みです。座礁時には船体の大部分が見えるほどの状態でしたが、バランスよく安定していたことが幸いでした。座礁時の潮位は1.9mで、離礁時には潮位が2.83mに達しました。