2025年9月25日、大成建設は東洋建設に対する株式公開買い付け(TOB)の結果を発表しました。TOBの対象株式数は、発行済株式総数94,371,183株から自己株式44,708株と主要株主である前田建設工業株式会社が所有する19,047,510株を除いた75,278,965株です。TOBは2025年8月12日から実施され、応募株券が買付予定数の下限33,035,700株を上回る58,305,532株となったため、全株式の買付けが行われることになりました。買い付け価格は1株1,750円で、取得価格は約1,020億円です。TOB成立後、大成建設は東洋建設の株主を大成建設及び前田建設工業のみとし、スクイーズアウトを実施して東洋建設を非公開化する予定です。手続き後、東洋建設は上場廃止となり、9月30日付で大成建設の連結子会社になる予定です。
大成建設による東洋建設に対するTOBが成立した。
