Liebherrが1,000台目のLTM 1090-4.2移動式クレーンをGlobal Crane Servicesに納入しました。

洋上風力発電

Global Crane Servicesが新たにLTM 1090-4.2を追加し、これで同機種は5台目となりました。技術およびオペレーションディレクターのFrank McAlonanは、このモデルの能力が証明されているため、追加の決定は簡単だったと述べています。オペレーション責任者のCharlie Loweは、このクレーンの柔軟性を強調し、様々な用途に対応できることを説明しました。LTM 1090-4.2は2017年にCONEXPOで発表され、その性能、効率性、および機動性から世界的に人気があります。

このクレーンは60メートルのテレスコピックブームを持ち、前モデルより10メートル長く、軸荷重のオプション(10、12、16トン)も提供しています。これにより、国際市場での実用性が高まります。特にイギリスでは、モバイルクレーンが最大16.5トンの軸荷重で運用できるため、LTM 1090-4.2は22.5トンのバラストを直接現場に運べるため、設置時間とコストを削減できます。Loweは、これが特にコスト効果が高く、最大の効率を確保することを強調しました。

Global Crane Servicesは2013年にPort Service Groupを買収して設立され、InvernessおよびAberdeenに基盤を置くGlobal Energy Groupの一部です。同社のクレーンはほぼ全てがLiebherr製で、40トンから750トンまでの約70台のモバイルクレーンを保有しています。また、2021年に設立された姉妹会社Global Wind Projectsは再生可能エネルギーの開発を支援しており、風力発電プロジェクトに利用される大型ラティスブームクレーンを使用しています。McAlonanはLiebherrの信頼性を称賛し、同社とのパートナーシップが素晴らしいものだと語っています。

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