2025年10月16日、Stena Lineの最新の船舶「Stena Connecta」が中国のCMI造船所で正式に命名され、間もなくアイルランド海の新しい母港への初航海を開始します。この船は、9月に就航した「Stena Futura」と共に、ベルファストとヘイシャム間の貨物輸送能力を40％向上させる予定です。式典には、Stena LineのCEOであるNiclas Mårtensson、会社の幹部チーム、Stena ABのオーナーDan Sten Olssonが出席しました。
「Stena Connecta」は、最大の貨物容量を実現するために設計されたNew Max RoRo船で、全長147メートルに2,800レーンメートルの貨物スペースを持ち、バッテリー電源、バイオ燃料、メタノールを利用できるマルチハイブリッド推進システムを採用しています。また、28×4メートルのNorsepower Rotor Sailsを2基装備しており、ベルファストとヘイシャム間の航路で最大9％の燃料を節約することが可能です。姉妹船「Stena Futura」もセイルの設置が完了しています。
「Stena Connecta」は、数週間の航海を経て中国からアイルランド海へ配船され、2026年1月からベルファストとヘイシャム間の定期サービスに入る予定です。
