ロシアのドローン攻撃を受けたオデッサ港に停泊中の貨物船で火災が発生。

ロシア軍は12月22日から23日にかけてオデッサ州に大規模な攻撃を行い、市民や港、交通、産業、エネルギーインフラに被害を与えたとウクライナ当局が報告した。攻撃中、オデッサ港に停泊していたレバノン登録の貨物船が損傷し、火災が発生した。少なくとも650機のドローンと30機以上のロケットが13の地域に打ち込まれ、オデッサ地域では122棟の住宅に窓の破損や屋根の損傷が見られた。また、二階建ての住宅の屋根が炎上し、ガレージも被害を受けた。エネルギーインフラの損傷により停電が発生し、発電機が重要なサービスを再接続するために配備された。避難所には約900人が支援を受けた。救助作業や緊急修理チームは、空襲警報が続く中でも活動を続けている。ウクライナ海港庁は、レニ港でもインフラや行政建物に追加の損害があったと報告した。これまでのロシアのミサイル攻撃によって、オデッサ港の複合施設や市内で少なくとも8人が死亡し、27人が負傷している。