2025年7月17日、ノルウェーの石油探査・開発会社Aker BPは、北海にある「Yggdrasil」油田のジャケット「Hugin A」の進水作業を発表しました。この作業には、Heerema Marine Contractorsが所有する180mの台船「H-591」が用いられ、スライド進水法でジャケットを進水させました。進水後、同じくHeerema Marine Contractorsの世界最大のクレーン船「Sleipnir」がジャケットを直立させ、設置位置へ移動しました。今後、ジャケットを固定するために、合計20本の杭を打設する予定です。「Hugin A」のジャケットは22,000トンの重量を持ち、杭は360トンです。「Sleipnir」は、2基の10,000トン吊りのクレーンを搭載し、最大20,000トンの吊り上げ能力があります。
重量22,000トンのジャケット「Hugin A」が北海で進水しました。
