BLG LOGISTICSは、ブレーメルハーフェンの自動車ターミナルで295ヘクタールのターミナル面積を持ち、重貨物や大型貨物の取扱量が増加しています。このため、Liebherrが供給した新しいLHM 550モバイルハーバークレーンは、運用において戦略的な追加となります。昨年、1百万トンの高重貨物と130万台以上の車両が処理されたブレーメルハーフェンの自動車ターミナルでは、BLGは持続可能で効率的な港のインフラに投資を続けています。
LHM 550は、船の高さに対応できる4.8mのタワー拡張を備え、54mのリーチを持ち、さまざまな貨物の取り扱いが可能です。10軸の駆動により現場での柔軟な使用が可能で、岸電力での運用もできます。これにより、低排出の港湾物流に貢献し、BLGの排出削減目標を支援します。
新しいクレーンは、ブレーメルハーフェンのLHM 400、ブレーメンのLHM 320および別のLHM 550とともに、既存のフリートを補完します。また、今年中にブレーメンに5台目のLiebherrモバイルハーバークレーンが納入される予定です。この納入は、技術、ターミナル運営、販売、購買などの各部門の密接な協力の成果です。
BLGグループの執行役員でCOOのAxel Krichelは、「新しいLHM 550は重貨物の取り扱いにおいて新たなレベルに到達するものであり、サイトのさらなる発展への明確なコミットメントを示しています」と強調しています。ブレーメルハーフェンは、欧州大陸の自動車トランシップハブとして重要な役割を果たしており、北海に面した戦略的な立地とTEN-Tコアネットワークへの統合により、トランスアトランティックおよび欧州内貿易の重要なハブとなっています。
