Taipowerが洋上風力プロジェクトにおいて、洋上変電所を設置しました。

台湾の「Taipower Offshore Wind Project Phase II」で、洋上変電所のトップサイドが設置されました。この作業は、Shinfox Far East Company（SFE）の4,000トン吊りクレーン船「SFE Hercules」によって行われ、トップサイドはベトナムのPetroVietnam Marine Shipyardで建造されました。設置作業は難易度が高く、クレーンの能力限界に近い状況で行われました。このプロジェクトは彰化県鹿港から西へ14.25kmの場所で進行中で、Vestas製の風力タービン「V174-9.5 MW」を31基設置予定で、設備容量は294.5MW、運転開始は2025年末です。また、「SFE Hercules」はジャケット基礎杭124本のうち76本、ジャケット31基のうち10基の設置も完了しています。クレーン船のサイズは長さ200.8m、幅48m、深さ16mで、最大吊り上げ能力は固定吊り4,000トン、旋回3,000トンです。