UltraTechがインド初のオンサイトハイブリッドRTC再生可能エネルギープロジェクトを実現しました。

2025年8月18日、インドの最大手セメント・レディミクスコンクリート会社であるUltraTech Cement Limitedは、グジャラート州にあるSewagram Cement Worksの統合セメント製造ユニットで、24時間稼働の7.5 MWハイブリッド再生可能エネルギープロジェクトを運用開始しました。このプロジェクトは、双面モジュールとトラッカーを使用した太陽光発電と風力エネルギーを統合し、現地でのバッテリー蓄電とともに、セメント製造プロセスにおいてグリッド電力に依存せずに途切れないエネルギーを提供します。クリーンエネルギーソリューション企業のGentariとの協力により実施され、産業用電力消費においてインド初の試みとなります。このプロジェクトは、排出削減とエネルギーコストの最適化を実現する先進的なシステム統合の可能性を示しています。UltraTechは、2050年までのネットゼロ目標に沿って、デカーボナイゼーションの重要な手段としてグリーンエネルギーを活用しています。FY25には、インドの産業カテゴリーで初めて1 GWの再生可能エネルギー容量を自社利用のために設置しました。UltraTechは、2027年までに総電力ミックスにおけるグリーンエネルギーの割合を65%、2030年までに85%に引き上げることを目指しています。また、RE100の取り組みの一環として、2050年までに電力の100%を再生可能エネルギーで賄うことを目指しています。