台湾の「Hai Long 2」で14MW風力タービン37基の設置が完了しました。

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台湾西部の彰化県沖で進められている「Hai Long Offshore Wind」プロジェクトにおいて、14MW風力タービン37基の設置が完了しました。このプロジェクトは、Northland Power、三井物産、Gentariが参加しており、3つのフェーズに分けて開発されています。具体的には、2A(300MW)、2B(232MW)、3(512MW)で、Siemens Gamesaの風力タービン「SG 14-222 DD」73基と洋上変電所2基を設置する計画です。

最初の風力タービンは2025年4月21日に設置され、2025年6月から台湾電力(Taipower)への接続が始まります。プロジェクトは、台湾の再生可能エネルギー比率20%達成の目標に大きく貢献するとされています。また、Siemens Gamesaは台中港に洋上向けナセル組立工場を拡張中で、2024年から新工場の操業が始まります。

風力タービンの設置は清水建設の起重機船「BLUE WIND」が担当し、基礎は「Green Jade」が設置しました。2025年には「Hai Long 3」の洋上変電所の設置も予定されています。

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