2025年10月17日、ST EngineeringのMarine部門とSiemens Energyは、Seaboard Corporationの子会社であるTranscontinental Capital Corporation(バミューダ)から、ドミニカ共和国のサントドミンゴにバージ搭載の発電所「Estrella del Mar IV」を納入する契約を受けました。この新しい発電所は、2022年に稼働した「Estrella del Mar III」を基にしており、エネルギーインフラの効率性、柔軟性、持続可能性を向上させることが期待されています。Estrella del Mar IVは2028年に納入され、Estrella del Mar IIIと共に設置されます。ST EngineeringのMarine部門は、発電所のエンジニアリング設計、調達、建設、輸送、設置を担当します。シンガポールでの建設により、コストと建設時間の削減が見込まれています。契約に基づき、Siemens Energyは145 MWのコンバインドサイクル発電所を供給し、2基のSGT-800ガスタービン、1基のSST-600蒸気タービン、及び蓄電システムを含みます。このハイブリッドアプローチは、高効率の発電と先進的なリチウムイオン電池ストレージを組み合わせ、性能を最大化し燃料効率を改善、排出を削減します。ST EngineeringのMarine部門の社長、Tan Leong Pengは、「Transcontinental Capitalがフォローアッププロジェクトを授与したことは、私たちのエンジニアリング、建設、プロジェクト管理の能力への信頼を示すものであり、Siemens Energyとの成功したコラボレーションの証でもあります」と述べました。
ST EngineeringとSiemens EnergyがEstrella del Mar IVを建設することになりました。
