フランスの浮体式洋上風力プロジェクト「EolMed」で、初の風力タービンが曳航されました。

フランスの浮体式洋上風力試験プロジェクト「EolMed」で、1基目の風力タービンを搭載した浮体の曳航が開始されました。このプロジェクトは、Qair、TotalEnergies、BW Ideolによって開発されており、地中海のグリュイッサン沖で3基の風力タービン（Vestas製「V164-10.0 MW」）を設置し、総発電容量は30MWです。BOURBONは、ポール＝ラ＝ヌーヴェルからの曳航をLinkedInで発表し、設置場所での係留作業が完了したことを明らかにしました。曳航には約1日かかり、港内ではタグボートに曳航され、港外では洋上支援船「BB Octopus」に切り替えられました。曳航時の速力は2ノット以下で、安定性を保ちながら慎重に作業が行われています。