2025年12月20日、中国の福建省で廈金大橋(廈門区間)の初の橋桁架設が行われました。架設された鋼製橋桁は長さ142.5m、幅44m、高さ4.5m、重量4,539トンです。作業は「上船浮吊5」と「大橋海鷗」という2隻の大型起重機船によって実施され、中国中鉄の子会社である中鉄大橋局集団が担当しました。同局は全92基の橋桁のうち41基を施工予定で、そのうち28基は2隻による相吊りで設置される計画です。異なるサイズの起重機船を用いるため、風や潮流の影響が異なり、同期移動が難しいという課題がありました。架設前にはスマート監視システムや訓練を実施し、安定性を確保して成功裏に橋桁を架設しました。廈金大橋は全長約19.6kmで、2023年10月に着工し、2026年末に開通予定です。
廈金大橋で、2隻の大型起重機船が重さ4,539トンの橋桁を架設しました。
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