オーストラリアのWoodside EnergyのCEO、メグ・オニール氏は、今後10年間で液化天然ガス(LNG)の世界市場が50%成長すると予測していると発表しました。彼女は、過去10年間にLNG市場が50%成長したことを指摘し、今後も同様の成長が期待されると述べました。
また、Woodsideは自社のDriftwood LNGプロジェクトに対して多くの陸上ガス企業や他の企業からの関心を受けており、協力についての話し合いが続いていると報告しました。オニール氏は、同社が50%の資金を確保できるバランスシートを持っているため、安価なLNG契約に急ぐつもりはなく、他社に比べて質の高い機会を持っていると考えていると述べました。
さらに、Woodsideは7月に米国のLNG開発企業Tellurianを約12億ドルで買収する契約を結び、これにより米国が世界最大の液化天然ガス生産国としての地位を強化する可能性があるとしています。この契約は、ルイジアナ州レイクチャールズにあるTellurianの年間2760万トンの施設の完成を確実にする要素となります。