EDFが30年ぶりにイギリス・ヒンクリーポイントCで新しい原子炉を設置しました。

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イギリスのヒンクリー・ポイントC原子力発電所で、30年以上ぶりに新しい原子炉が設置されました。設置されたのは、容量が3百万世帯分の低炭素電力を生み出す13メートル長の「原子炉圧力容器」で、これにより発電所全体ではイギリスの電力供給の7%を担うことになります。この重要な節目は、昨年の巨大な鋼鉄ドームが設置されたのから約12か月後に達成されました。原子炉圧力容器は500トンの鋼製で、核燃料を保持し、世界最大のタービン用の蒸気を生成するための熱を生み出します。この容器はフランスのフラマトーム社で製造され、昨年2月にヒンクリー・ポイントCに到着し、設置作業が12月3日に完了しました。精密な操作で、容器はレールの上に持ち上げられ、19.5メートルの機器ハッチを通して挿入され、内部のクレーンによって回転させられ、支えリングに降ろされました。来年には、25メートル高の蒸気発生器が4基設置される予定です。

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