パキスタンが40年ぶりに国内で初の本格的商業貨物船を建造することを発表しました。

パキスタンは、40年ぶりにカラチ造船所で国内初の大型商業貨物船を建造することになりました。このプロジェクトは2475万ドルの価値があり、9か月以上の停滞を経て再始動しました。2023年に設立された特別投資促進評議会（SIFC）が重要な役割を果たしました。この船舶建造はパキスタン海軍、カラチ造船所、パキスタン国営海運公社（PNSC）の協力によるもので、国際市場よりも低コストでの建造が期待されています。プロジェクトにより、パキスタンは外貨の節約や外国海運会社への依存度の低減、経済的自立の促進が見込まれています。建造される船はPNSCのフィーダー船として運航され、同社は現在12隻の船を管理しています。プロジェクトは2024年2月に発表されたものの、277日間停滞していましたが、SIFCの介入により再開されました。カラチ造船所は、26,000 DWTまでの船舶を建造できる設備を持っており、最近のプロジェクトは主に海軍向けでした。パキスタンで最後に建造された商業貨物船は1970年代のものでした。