タイラIIガス開発の完全稼働が再び遅延。

洋上風力発電

2024年12月19日、ブルーノールド社は、デンマーク最大の沖合ガス開発プロジェクト「タイラII」のフルランプアップが3週間遅れ、2025年1月後半に生産高の安定を見込んでいると発表しました。現在、タイラIIのガス生産は6つのフィールドのうち3つから再開されていますが、運用上の課題や悪天候が進捗に影響を及ぼし、衛星井戸の再稼働も遅れています。デンマーク地下コンソーシアム(DUC)の運営者であるトタルエナジーズは、全衛星井戸の再稼働が約3週間延長されたと報告しました。タイラハブが安定生産に達するのは2025年1月になる見込みで、これにより日量570万立方メートルのガスと22,000バレルのコンデンセートが生産される予定です。このガスはデンマークのニューブロとオランダのデン・ヘルダーへ輸出されます。ブルーノールドのCEO、ユアン・シャーラウは、長期的なポテンシャルは強いとし、必要な井戸が再稼働すれば、天候に左右されずに生産が行えると期待を寄せています。

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