ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、ハパグ・ロイドの信用格付けを「Ba2」から「Ba1」に引き上げました。これは2010年の格付け開始以来、ハパグ・ロイドにとって最高の評価です。さらに、シニア無担保債の格付けも「Ba3」から「Ba1」に引き上げられ、見通しは「安定」とされています。ムーディーズは、ハパグ・ロイドが困難な地政学的環境の中で良好な業績を上げていると評価し、同社の慎重なバランスシート管理と強い流動性も高く評価しました。債券格付けの引き上げは、担保のない資産の高い割合によるものです。ハパグ・ロイドのCFOであるマーク・フレーゼは、ムーディーズが同社の収益力とバランスシートの健全性を認めてくれたことを喜び、今後も慎重な財務政策を維持し、競争力とコストの改善に努める意向を表明しました。