国際海事機関（IMO）の事務局長アルセニオ・ドミンゲス氏は、2025年のIMOの主要議題を強調しました。彼は動画メッセージで、「2025年は昨年同様、三つの主要なテーマに焦点を当てる」と述べました。これらのテーマは、1. 船員、2. 世界の安全保障、3. 脱炭素化です。船員に関しては、船上の重要な人員の安全とセキュリティを強化し、脱炭素化だけでなく、船員の犯罪化を減少させるための支援を増やす必要があるとしました。また、海事分野におけるジェンダーの進展についても言及し、女性の代表がいないパネルには参加しないというポリシーを継続すると強調しました。
IMOにとって2025年は重要な年であり、加盟国や関係者が共通の合意を見出し、2023年のGHG戦略に基づく技術的・経済的措置を採用し、2050年頃までにセクターの脱炭素化を実現できると期待しています。また、海洋の持続可能性にも焦点を当てており、2025年の世界海事デーのテーマは「私たちの海、私たちの義務、私たちの機会」です。最後に、IMOを成功させるための年にするよう呼びかけました。
