2024年12月30日、中国で中国船舶工業集団公司第七〇八研究所が設計した1,000トン吊りクレーン船「铁建大桥起2」の進水式が行われました。このクレーン船は長さ130m、幅37.2m、深さ8.8mのサイズで、主に橋梁工事に使用されることを想定しています。船は自航式で、8点係留設備やDP1自動船位保持装置を搭載しています。2024年3月に建造が始まり、2025年3月末の供用開始を目指しています。特に、折り畳み式のAフレームを採用し、エアドラフトは24m以下に抑えられるため、低い橋を通過できる点が特徴です。これにより、同様の機能を持つ日本の600トン吊りクレーン船と比較され、画期的な設計となっています。