Briese Schiffahrts GmbH & Co.は、OTECO 9000シリーズの新たな一般貨物船を追加し、さらに艦隊を拡大する準備をしています。この「エコ・トリニティ」は、同社の艦隊に加わる5番目のユニットです。現在、同社は中国のダイヤング・オフショア造船所で建造中の10隻のオープントップ・エコ・ジェネレーション一般貨物船を持っています。OTECO 9000シリーズは、すでに同社の艦隊にあるOTECO 5000デザインの進化形です。これまでに、「エコ・タイタン」、「エコ・トラスト」、「エコ・トロフィー」、「エコ・トレジャー」を納入済みです。
OTECO 9000は、全長132.8メートル、幅18.85メートルで、水線で17.6メートルに狭まります。前方に配置された上構により、2,000平方メートルを超えるオープンデッキスペースが確保され、貨物の積載が可能です。貨物室は、下部が約85メートル、上部が97.4メートルの大容量を持ち、ツインデッキパネルや穀物バルクヘッドを使用して多様な貨物要件に柔軟に対応できます。この船舶の基本設計とクラス認証は、オランダの造船設計会社Groot Ship Design（GSD）によって開発されました。
最近、同社の艦隊に加わったOTECO 9000の「エコ・トレジャー」は、ヨーロッパで活動しており、現在はクックスハーフェンの近くで次の任務を待機しています。
