2025年1月17日、ロングビーチ港のCEOマリオ・コルデロは、年次「港の現状」演説で、同港が環境、運営、商業の目標を達成し、さらなる成果を目指していると述べました。2024年には960万個の貨物コンテナを移動させ、混乱や遅延なしで記録を達成したことを振り返り、ゼロエミッションへの移行や空気質の改善が進んでいることを強調しました。コルデロは、環境への取り組みが商業的成功につながっているとし、さらなる進展を目指す意欲を示しました。
ロングビーチ港は、2005年にグリーンポート政策を採択し、環境負荷の低減や地域住民の健康保護を目指しています。この政策により、ディーゼル排出量が92%、窒素酸化物が71%、硫黄酸化物が98%、温室効果ガスが17%削減されました。コルデロは、地域社会や産業パートナーの協力に感謝し、持続可能な実践の導入を称賛しました。ロングビーチ港委員会のボニー・ロウエンタル会長は、グリーンポート政策が地域住民の声から生まれたものであると強調しました。
