2024年12月16日、ブラジル・リオデジャネイロ州マリカーで、高さ56メートルの水上クリスマスツリーが倒壊する事故が発生しました。このツリーは、アラチャティバラグーンでのクリスマスイベントに向けて準備中で、12月18日にオープン予定でした。倒壊の瞬間を捉えた映像には、ツリーが一瞬で倒れる様子が映っており、事故により21歳の作業員が死亡し、他の2人が負傷しました。マリカー市はこの事故を受け、水上クリスマスツリーを再設置せず、クリスマスプログラムを中止すると発表。事故の原因となった風速は時速77kmを超え、マリカー市長は気象通報が迅速に行われたことを強調しました。また、倒壊したツリーの設置方法に疑問が呈され、強風に対する安定性が不足していた可能性が指摘されています。マリカー政府は犠牲者の家族に支援を提供し、調査を行うことを表明しました。