中国所有のコンテナ船ASL Bauhiniaの乗組員は、2025年1月28日にレッドシーで発生した火災のため、船を放棄しました。火災の原因は不明ですが、フーシ派による攻撃ではなく、コンテナ火災の可能性が高いとされています。ASL Bauhiniaは、2022年に中国で建造された24,727 DWTのコンテナ船で、上海に本社を置くAsean Sea Linesが所有しています。この船は、2022年10月にサービスを開始し、同社の最初の1,900 TEU船です。船は香港に登録され、日本のClassNKによって分類されています。ASL Bauhiniaは、2025年1月22日にドバイのジェベルアリ商業ターミナルを出発し、サウジアラビアのジェッダに向かっていました。火災は真夜中に最初に報告され、乗組員はその後船を放棄したと伝えられました。乗組員は別の船に救助され、負傷者や死者の報告はありません。現在、船はイエメンのホデイダ沖約140マイルの位置にあり、まだ燃えて漂流しています。海運業界の関係者は、船の積荷が「危険」であると述べていますが、詳細は不明です。ASL Bauhiniaの最終的な所有者であるCSSC Hong Kong Shipping Co. Ltd.にはコメントが得られていません。フーシ派は、2023年11月以来、レッドシーを通過する船を積極的に狙っています。