水素ハイブリッド研究船建造のためのRFPが発行されました。

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UC San DiegoのScripps Oceanographyが、新しい163フィートの沿岸クラス研究船(CCRV)の最終設計と建造のための造船所選定に関する提案依頼書(RFP)を発表しました。この船は、主に再生可能燃料で運航する初の海洋研究船となります。CCRVは、水素燃料電池とディーゼル電気推進システムを搭載し、75%のミッションを液体水素のみで実施可能です。水素燃料を使用する際は、ゼロエミッションで静音運転が可能で、環境調査に最適です。

この船の予備設計は2024年6月にAmerican Bureau of Shippingに承認され、11月にはU.S. Coast Guardからも安全基準への適合が確認されました。CCRVはカリフォルニア州の気候目標に合致し、海洋生態系や海面上昇、環境変化の研究を支援します。R/V Robert Gordon Sproulの後継として、大学の研究活動に寄与する予定です。

提案書の提出期限は2025年5月9日で、最終選考は2025年6月20日を予定しています。CCRVの資金はカリフォルニア州、U.S. Office of Naval Research、Department of Energyから提供され、初期の実現可能性調査はSandia National LaboratoriesとGlostenが行いました。

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