ケルチ海峡付近で嵐の影響でタンカー2隻から油が流出し、3隻目の被災情報も報告されています。

ケルチ海峡付近で嵐に見舞われたタンカー「VOLGONEFT 212」と「VOLGONEFT 239」から、約3,000トンの油が流出し、周辺の海岸に漂着しています。「VOLGONEFT 212」は船体が前後に分断され、「VOLGONEFT 239」は損傷して漂流した後、タマン港で座礁しました。また、タンカー「VOLGONEFT 109」も被災し、乗組員14人は無事ですが、船長は避難を拒否しています。ロシア当局は「VOLGONEFT 109」の油漏出はないと主張していますが、SNSでは船体の一部が沈んでいる様子が確認されています。状況は刻々と変化しており、対応が遅れる中で事態は深刻化している可能性があります。