インドのEPC会社が技術を活用し、コスト削減と物流プロセスの効率化を図っている。

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ブレークバルク・ミドルイーストで、世界最大のEPC企業の一つ、Larsen & Toubro (L&T) が、10億ドルの物流費用を管理するために最新技術に投資していることが報告された。セッション「影響を与える革新:プロジェクト物流におけるデジタルとAI戦略」は、University of Houstonのプログラムディレクター、Margaret A. Kiddによって進行された。

L&Tの物流管理センターの責任者であるDharmendra Gangradeは、複数の物流チームを統合し、ムンバイに200人以上のサプライチェーン専門家を擁する中央物流機能を設立する任務を与えられた。このプロジェクトは「LIFT」(物流統合による変革)と名付けられ、Breakbulk出展者のe2logが提供する統合物流管理システム(ILMS)が導入された。

e2logの創業者兼CEO、Adolph Colacoは、「EPCはエンジニアリングの最前線にいるが、デジタル化は常に企業戦略の一部ではない」と述べ、プロジェクトはより広範なAIとデジタル化戦略の一部である必要があると指摘した。Gangradeは、プロジェクトの成功には経営陣の支持が不可欠であり、物流の重要性を認識することが競争上の優位性につながると強調した。

また、L&Tの多くの物流サービスプロバイダーとの密接な調整も重要な要素であり、Gangradeは、1,000社以上の様々な規模のプロバイダーがプロジェクトを支えていると述べた。e2logの導入により、効率的な業務運営や、日常の物流作業からのメールの排除、スタッフの世界中への再配置が容易になるなどの利点があったと語った。

e2logのCTOであるMark Scottは、L&Tのサービス展開における課題について、14社の異なるL&T企業と協力する必要があったため、運営の自律性を保ちながらスケールと柔軟性を兼ね備えることが難しかったと説明した。AIの役割についてScottは、AIが従来の方法では難しい業務の自動化を可能にし、プロジェクト物流にとっても大きなメリットがあると述べた。

Colacoは、技術自体が容易な部分であり、企業がリソースを投入することが難しいとし、L&Tがこの取り組みをデジタルトランスフォーメーションとして捉えたことを評価した。セッションはe2logによりスポンサーされ、L&TはBreakbulk Global Shipper Networkのメンバーである。

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