2025年2月8日、ソマリアのプントランド北岸近くで、イエメンの漁船Al Najmaが海上で武装強盗に遭い、EUNAVFOR ATALANTAの介入により無事解放されました。EUNAVFOR ATALANTAは攻撃の報告を受けてすぐに海軍と航空機を派遣し、漁船を発見しました。ATALANTAのヘリコプターの存在が海賊の逃走を助け、船が確保されると、船の乗員12人は無事で怪我はないことが確認されました。しかし、海賊は乗員の私物を盗み、2隻の小型ボートを奪って去りました。海軍チームは証拠を収集し、Al Najmaはエンジンの不具合で技術支援を必要としており、これもATALANTAの部隊によって行われました。EUNAVFOR ATALANTAはソマリア当局、イエメン沿岸警備隊、合同海上部隊(CMF)との連携を保ちつつ、日本の海上警戒航空機とも情報を共有しました。EUNAVFOR ATALANTAは地域での海賊行為を監視し、商船と漁船に対して、インド洋海事安全センター(MSCIO)への登録を促しています。
海軍がソマリアの海賊に襲われたイエメンの漁船を救助しました。
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