商船三井と深田サルベージが、浮体式洋上風力の曳航・係留作業船で協業を開始。

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2025年2月14日、株式会社商船三井と深田サルベージ建設株式会社は、浮体式洋上風力の曳航・係留作業船に関する協業検討の覚書を締結しました。この協業では、効率的な作業手順の検討、共同保有・運航体制の構築、新造船の建造、係留システムの調達体制の構築を目指します。浮体式洋上風力発電設備は、港湾内での組み立て後に設置海域まで曳航できるため、設置が効率的です。また、係留には高把駐力アンカーやチェーンが使用され、深海設置の場合、重いチェーンが必要です。海上での作業は危険を伴うため、手順の効率化と新造船の運用により事故リスクの低減が期待されています。さらに、2024年2月にはケイライン・ウインド・サービス株式会社、ジャパンマリンユナイテッド株式会社、日本シップヤード株式会社の3社が浮体式洋上風車向け専用船のAiP認証を取得しました。これにより、洋上風力発電所の開発から運転までの各段階に対応する多機能性を持つ船舶が開発されています。

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