アップグレードされた「Svanen」がポーランドに到着しました。

2024年11月8日、Van Oordの特殊杭打ち船「Svanen」がポーランド沖の「Baltic Power offshore wind farm」施工に向けてグディニャ（Gdynia）に到着しました。「Svanen」は、76基の風力タービン基礎と2基の洋上変電所基礎のモノパイル打設を行います。建設作業は2025年初頭に開始予定で、使用するモノパイルは最大100mの長さ、9mの直径、重量1,700トンです。「Baltic Power offshore wind farm」はORLENとNorthland Powerが開発し、Vestasの15MW風力タービン「V236-15.0MW」を76基設置し、総発電容量は1,140MWとなります。Van Oordは2023年12月に「Svanen」の大規模アップグレードを発表し、主にガントリー部分の拡張と吊り上げ能力を3,000トンから4,500トンに増強しました。拡張作業にはMammoetのリングクレーン「PTC210-DS」が使用され、アップグレード後の負荷試験でもすべて合格しました。