Maerskとニューヨーク・ニュージャージー港湾局(PANYNJ)は、APM Terminals Elizabethのリースを2062年12月まで延長することで合意しました。元々2029年に期限が切れる予定でしたが、リース延長は同社と米国の港との100年以上にわたるパートナーシップの重要な節目となります。この33年間のリース延長により、インフラ投資が進むことで、能力向上や輸送速度の向上、雇用創出、米国経済の強化が期待されています。提案された契約は、3月27日の港湾局委員会の投票にかかっています。APM TerminalsのCEO、Keith Svendsenは、「協定が確認され、港湾局との協力を続けることを楽しみにしています」とコメントしました。APM Terminals Elizabethは現在、港の年間コンテナ通過量の25%以上を処理しています。前回のリース期間中、APM Terminalsはインフラと設備に一貫して投資しており、最近も2億ドルを投入してターミナルの近代化を進めました。APM Terminals Elizabethのマネージングディレクター、Henrik Kristensenは、「このリース延長は、2024年に港で過去最高の取扱量を記録したAPM Terminalsにとって新たなマイルストーンです」と述べています。計画されている改善には、ターミナルレイアウトの最適化、コンテナ取り扱い機器の電動化、コンテナバースの将来的な対応が含まれています。港湾局の会長Kevin O’Tooleは、「APM Terminalsは数十年にわたって信頼できるパートナーであり、地域と国のためにこのゲートウェイの生産性、効率性、信頼性を向上させるという共通の目標に向かって、強固な基盤の上に構築していくことを楽しみにしています」と述べました。
MaerskとPort of NY&NJがAPM Terminals Elizabethのリース延長契約に合意。
