2025年4月10日、ドイツのマイヤー・ヴェルフト造船所(Meyer Werft)で建造中のクルーズ船「飛鳥Ⅲ」(アスカスリー)が竣工し、日本郵船グループの郵船クルーズへ引き渡されました。建造は2023年9月に始まり、12月にドック内での建造が開始され、2025年1月に進水、3月には海上公試を完了しました。船名「飛鳥Ⅲ」と母港を横浜にすることが発表され、2025年夏に日本での就航が予定されています。「飛鳥Ⅲ」は、総トン数で「飛鳥Ⅱ」(50,444トン)を上回るものの、乗客数は740名と減少し、充実したサービスを提供することを目指しています。また、LNG燃料と陸上電力受電装置を採用し、環境への配慮がなされています。
「飛鳥Ⅲ」が竣工し、初航海は7月20日に横浜を出港する函館クルーズが予定されています。
