インド最大の統合輸送事業者であるAdani Ports and Special Economic Zone Ltd (APSEZ)が、オーストラリアのノースクイーンズランド輸出ターミナル(NQXT)を取得しました。この買収は、同社の取締役会によって承認され、シンガポールに本社を持つAbbot Point Port Holdings Pte Ltd (APPH)の購入を含みます。APPHは、ノースクイーンズランドのアボットポイント港に位置する重要な輸出ターミナルで、Carmichael Rail and Port Singapore Holdings Pte Ltd (CRPSHPL)が所有しています。この取引は現金を使用しない形で行われ、APSEZはCRPSHPLに対して14.38クロールの株式を発行し、APPHの100%の所有権を取得します。この交換は、NQXTの企業価値を39億7500万オーストラリアドルと評価しています。また、APSEZはAPPHのバランスシートに記載された特定の非中核資産や負債も引き継ぎ、数ヶ月以内に清算する計画です。NQXTは50百万トンの年間処理能力を持つ自然深水ターミナルで、オーストラリアの資源輸出セクターにおいて重要な役割を果たしています。ターミナルはクイーンズランド政府から長期リースされており、戦略的港および優先港開発地域として指定されています。現在、長期の「テイク・オア・ペイ」契約を通じて8社の主要顧客をサポートしています。
インド最大の港湾運営会社がオーストラリアの50 MTP NQXTターミナルを買収しました。
