DRAGADOS OFFSHOREは、BorWin5の洋上HVDC変換所がスペインのプエルト・レアルを出港し、北海の設置場所に向けて航行を開始したと発表しました。変換所はAllseasの輸送台船「Iron Lady」に搭載され、ロッテルダムで「Pioneering Spirit」への積み替えが行われます。輸送には2週間、設置作業にはさらに2週間かかる見込みです。トップサイドは約12,000トン、ジャケットは約7,500トンで、ジャケット基礎杭はSif Groupが製造し、14本、総重量4,000トンです。「Pioneering Spirit」には3つの揚重設備が搭載され、トップサイド設置には最大容量48,000トンのトップサイドリフトシステムが使用される見込みです。ジャケット設置には20,000トンのジャケットリフトシステムが使われる可能性があります。また、「SKANDI LASER」が「Iron Lady」を曳航しており、4月18日に出港、4月29日にロッテルダム到着予定です。なお、近くにはクルーズ船「飛鳥Ⅲ」も航行しています。
ドイツ沖に設置される洋上HVDC変換所BorWin5がスペインを出港しました。
