コロンビアの国営エネルギー企業Ecopetrolは、グローバル物流プロバイダーGEODISと提携し、革新的なサプライチェーン統合モデルを導入しました。この長期契約は2023年に締結され、Ecopetrolの物流管理をより予測的かつ効率的にすることを目指しています。GEODISのカルロス・マヌエル・パラシオス氏は、協力によって課題を特定し、カスタマイズしたソリューションを構築したと述べています。両社は、70以上の運用会議を開催し、150人以上のスタッフが関与するプロジェクトに取り組んでいます。
GEODISは、Ecopetrolの全物流供給チェーンを管理する4PL契約や、プロジェクト貨物に特化した3PL契約を結び、リアルタイムでの供給チェーンの可視化を提供しています。さらに、CO2排出量の測定やデカーボナイゼーション戦略の策定にも取り組んでいます。
また、GEODISはコロンビア国内での大規模貨物輸送においても成果を上げ、マグダレナ川を通じて重貨物を輸送するなどの記録を達成しました。Ecopetrolは新エネルギー分野への多角化を進めており、GEODISはそのサポートを行っています。GEODISは2025年5月にロッテルダムで開催されるBreakbulk Europeに出展予定です。