スコティッシュパワーの40億ポンド（53億ドル）規模のイースト・アングリア・スリー洋上風力発電所のオフショア建設フェーズが正式に開始され、プロジェクトの最初の基礎が成功裏に設置されました。これは、スコティッシュパワーのこれまでで最大の再生可能エネルギー事業にとって重要なステップです。初のモノパイルは高さ83.89メートル、直径10.6メートル、重量1800トンで、欧州水域でジャックアップ船から設置されたモノパイルとしては最大の記録を樹立しました。スコティッシュパワー再生可能エネルギーのCEOチャーリー・ジョーダンは、この基礎の設置がエンジニアリングの偉業であり、イベールドラ社全体で最大の風力発電所になることを誇りに思うと述べました。
この記録的なモノパイルは、合弁会社Navantia Seanergies Windar Renovables（JVNW）によって製造され、Seaway Ventusジャックアップ設置船を用いて設置されました。イースト・アングリア・スリーでは、合計95基のモノパイルが設置される予定で、JVNWがそのうちの45基を製造し、残りの50基はHaizeaが担当します。これらの基礎は、95基の14.7MWのSiemens Gamesaタービンを支え、合計で1400MWのクリーンエネルギーを生成し、130万以上の家庭に電力を供給できる見込みです。また、95基のトランジションピースの最初のものも成功裏に設置されました。
