セルビアのクレーンおよび重輸送会社RT trans d.o.o.は、LiebherrのLTM 1650-8.1モバイルクレーンを導入し、フリートを強化しました。このクレーンは同社最大のものであり、過去3年間でLiebherrから購入した8軸モバイルクレーンとしては2台目となります。高いリフティング能力に対する需要の増加が購入の決定要因となりました。LTM 1650-8.1は、32mの半径で29.5tを持ち上げることができ、120mのフック高を持っています。RT transの共同所有者であり創業者の子息であるDuško Tadićは、セクター全体で高いリフティング能力の需要が増加していることを背景に、LTM 1650-8.1を選んだ理由を説明しています。
Liebherrは、経済的な移動性を確保するために、さまざまな輸送重量や軸荷重のバリエーションを考慮してLTM 1650-8.1を設計しました。このクレーンは迅速に組み立てや解体が可能で、多様な用途に対応しており、主に工業プラントや風力発電所の建設、風力タービンの修理に使用される予定です。RT trans d.o.o.は約50人の従業員を雇用し、24台のクレーンを運営しており、そのうち20台はLiebherr製です。Tadićは、長年にわたり信頼関係のもとでD.S. Inženjeringと協力してきたため、Liebherrを選択したとも述べています。