2025年5月5日、SAAM Terminalsはイキケ市でポートギャザリングの第4回を開催し、150人以上の港のリーダーや顧客、企業経営者が参加しました。参加者は、チリのマルチパーパスターｍナーミナル（イキケ、アントファガスタ、サンアントニオ、サンビセンテ）が直面する主な課題や提案を議論し、企業の戦略的成長計画におけるチリの運営の重要性についても話し合いました。ITIのリーダーであるCarlos Chacónは「関心事をオープンに提起でき、他のターミナルの経験や良い実践を共有できたことに感謝しています」と述べました。
イキケ市の市長Mauricio Soriaは、バイオオセアニック回廊の利点について触れ、ブラジルが北チリに注目していることがアジア太平洋との貿易において大きな成長の可能性をもたらすと語りました。パネル「ポートビジネスは顧客にどのように価値を提供するか」では、BHP、MSC、Hapag-Lloyd、Cosco Chileの代表者が南アメリカ西海岸の機会と課題について議論し、オペレーションの継続性や港と顧客間の良好な調整の重要性が強調されました。また、ボリビアの対外貿易におけるITIの戦略的役割や、チャンカイ港の影響についても話し合われました。
さらに、女性の業務への統合や、BHPの進展についても取り上げられ、労働者の視点からの課題も議論されました。3度のダカールラリー優勝者であるFrancisco “Chaleco” Lópezによるモチベーショナルトークも行われ、参加者は自己管理の重要性について考える機会を得ました。会議は、エスメラルダ博物館とITIサイト4の訪問で締めくくられました。
