桁下制限24mで航行可能な1,300トン吊りの「铁建大桥起2」が完成しました。

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2025年5月28日、山東省青島市で中国鉄建大橋工程局(China Railway Construction Bridge Engineering Bureau Group)向けの1,300トン吊りクレーン船「铁建大桥起2」(Tie Jian Da Qiao Qi 2)が竣工し、引き渡しが行われました。このクレーン船は長さ130m、幅37.2m、深さ8.8mで、DP1の自動船位保持装置を搭載しています。特に、Aフレームが折り畳み式であり、低い橋の下を航行可能な設計が特徴です。また、傾斜防止システムやバラスト装置を搭載し、安定性と作業の安全性を向上させています。日本国内では、兼子建設株式会社が所有する600トン吊りクレーン船「第8若栄丸」が最も大きいものとなります。「铁建大桥起2」は2024年3月に建造が開始され、進水式は同年12月に行われました。進水時点ではクレーン能力が1,000トンとされていましたが、竣工時には1,300トンと報じられています。中国船級社(China Classification Society)の情報では、搭載クレーンの最大能力について不明な点が残っています。

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