2025年6月3日、Wärtsilä Gas Solutions(技術グループWärtsiläの一部)は、LNG運搬船Hoegh Gandriaに搭載する再ガス化モジュールを供給する契約を締結しました。この改造により、Hoegh Gandriaは高容量の浮体ストレージおよび再ガス化ユニット(FSRU)に変わり、エジプトのスーメド港で展開されます。このユニットはエジプト天然ガス公社に対し、ピーク時のLNG再ガス化能力として最大1,000 mmscf/日を供給します。Wärtsiläの設備は2026年第2四半期に納入され、Hoegh Gandriaの改造は同年の第4四半期に完了する予定です。Höegh Eviのプロジェクト責任者Øivin Iversen氏は、「Wärtsiläの再ガス化ソリューションに非常に精通しており、その品質と信頼性を評価しています。この船は浮体輸入ターミナルとして機能し、エジプトの多様なエネルギーシステムを支える重要な役割を果たします」と述べています。また、Wärtsilä Gas Solutionsのセールス&マーケティングディレクターKjell Ove Ulstein氏は、「Höegh Eviは浮体ストレージおよび再ガス化ユニットの市場リーダーであり、Wärtsilä Gas Solutionsは20年以上にわたり再ガス化モジュールを供給してきました。この長期的なパートナーシップは、エネルギー分野における革新と優秀さへのコミットメントを強調し、Wärtsiläの脱炭素化に向けた戦略目標とも一致します」と付け加えました。
Wärtsiläがエジプト向けのFSRU変換用再ガス化モジュールを供給することが決定しました。
