2025年6月13日、GONDAN Shipbuildersはノルウェーの船主Edda Windに新造の委託サービス運営船(CSOV)Austri Enablerを引き渡しました。Austri EnablerはノルウェーのSalt Ship Designによって設計され、オフショア風力エネルギー分野の新世代の船舶の一部です。この船は、GONDANが建造した4隻の姉妹船の最後の1隻で、Nordri Enabler、Sudri Enabler、Vestri Enablerに続くものです。また、GONDANがEdda Windに提供した8隻目の船でもあります。Austri Enablerは、オプション付きの12ヶ月契約を獲得し、2025年の第3四半期に英国近海での運用を開始する予定です。この船は、風力タービンの設置およびメンテナンス時における主要な支援船として、オフショア風力発電所での運用を最適化することを目的として開発されました。長さ88メートル、幅19.7メートルのこの船は、運用効率と持続可能性において最先端の技術を備えています。最大120人(技術者97人、乗組員23人)を収容でき、3D補償オフショアクレーン、30メートルのリーチを持つアクティブガンウェイ、26人用の統合エレベーター、21メートル直径のヘリポートなど、最新の自動化および技術支援ソリューションを搭載しています。船の推進は、永久磁石モーターで駆動されるサイクロイドプロペラを使用し、液体水素運搬(LOHC)対応技術と組み合わせることで、完全な排出ゼロ運転を実現するプラットフォームとして位置付けられています。
Edda Windは新しいCSOVを自社の艦隊に迎え入れました。
