2025年9月2日、CNOOD Wechong Heavy Industries(CWHI)は、スコットランド沖の「Inch Cape Offshore Wind Farm」向けに最初のモノパイルを出荷したと発表しました。この風力発電所は、スコットランドのアンガス海岸から15km沖に、Vestas製の15MW風力タービンを最大72基と洋上変電所1基を設置する計画で、総発電容量は1.1GWです。CWHIはモノパイル32基とトランジションピース30基の製造・輸送を担当し、モノパイルは広西チワン族自治区のCWHIの欽州ヤードで製造されました。初回分の8基は半潜水式運搬船「祥泰口」(XIANG TAI KOU)に搭載され、2025年8月31日に中国を出港しスコットランドのリース(Leith)へ向かいます。モノパイルは最大直径11.5m、長さ101.3m、重量2,300トンです。事業者はRed Rock PowerとESBの合弁会社 Inch Cape Offshore Limitedです。「祥泰口」はCOSCO Shipping Specialized Carriersが運営し、2023年12月28日に竣工予定で、全長231.1m、幅46m、深さ14.5mの仕様を持ち、最大荷重は66,070トンです。
CWHIが「Inch Cape」向けに初のモノパイルを出荷しました。
