五洋建設が10,000トン積載可能なケーブル敷設船の建造を開始しました。

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2025年10月29日、インドネシアのバタム市にあるPaxOcean Batamで、五洋建設向けの自航式ケーブル敷設船の鉄鋼切断式が行われ、建造が始まりました。五洋建設は、2025年11月6日にSeatriumで5,000トン吊りの大型基礎施工船の建造を開始したことと合わせて、自航式ケーブル敷設船の建造も発表しました。ケーブル敷設船は順調に進捗しており、2028年2月に完成・引き渡し、2028年度上期に稼働開始予定です。建造費は約365億円で、船体は設立予定の子会社と芙蓉総合リース株式会社が共同保有します。また、ケーブルトレンチャーとワークROVは、子会社と株式会社小島組が共同保有し、運航管理は小島組に委託される予定です。ケーブルタンク容量は5,000トン×2基で、最新型のトレンチャーやワークROVを搭載し、高い位置保持能力を持つDPS2を備えています。この船は、洋上風力建設へ向けた事業拡大の一環として、世界最大級かつ最新鋭の大型ケーブル敷設船として建造されます。

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