ドイツ沖の「Windanker」向け洋上変電所がバルト海へ航行を開始しました。

洋上風力発電

2025年12月4日、HSM Offshore Energyはドイツ沖の「Windanker offshore wind farm」向けのJasmund洋上変電所のトップサイドとジャケットがオランダを出航し、バルト海へ向けて航行を開始したと発表しました。この風力発電所では、Siemens Gamesaの15MW風力タービン21基を設置し、総発電容量は315MWで、2026年に運転開始予定です。Jasmund洋上変電所は発電した電力を陸上電力網に接続する重要な施設で、エンジニアリングや建設を担当しているのは、HSM Offshore Energy、Smulders、Iv-Offshore & EnergyからなるHSI consortiumです。トップサイドは長さ48m、幅33m、高さ17.5m、重量約4,500トンで、ジャケットは高さ72mです。また、このプロジェクトの事業者はIberdrolaと関西電力(KEPCO)で、出資比率はIberdrola 51%、関西電力 49%です。関西電力は2024年12月に株式売買契約を締結し、プロジェクトに参画します。

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