2025年1月16日、八戸沖で座礁した木材チップ専用船「クリムゾン・ポラリス」の撤去作業が終了したことが船主側から報告されました。船尾部分は海底に残ることになり、漁業を行う7つの漁協と補償について合意し、2025年3月末に補償金の支払いを目指しています。クリムゾン・ポラリスは2021年8月11日に座礁し、翌日には船体が分断、油が流出しました。船首部分は撤去されましたが、船尾部分の撤去は難航し、最終的には完全撤去を断念し、残置する方向で調整中です。座礁事故から約3年半が経過し、撤去作業の長期間や流出した油の量から事故の大きさが示されています。乗組員21名は無事でした。