SEP船「BRAVE TERN」と接触したことで、造船所のクレーンが倒壊した。

2024年11月23日早朝、スペインのNavantia造船所でFred. Olsen WindcarrierのSEP起重機船「Brave Tern」がジブクレーンと衝突し倒壊する事故が発生しました。「Brave Tern」は800トンから1,600トンへのクレーン能力増強のためのアップグレード作業中で、岸壁から離岸する際に事故が起きたとされています。新造クレーンの先端が25トン吊りジブクレーンに引っ掛かり、海側に倒れました。負傷者は報告されておらず、操縦ミスが原因とされています。この事故により、アップグレードスケジュールへの影響は不明ですが、風力タービンの大型化に伴い、同様の事故が今後増える可能性があります。