BIO-UV Groupは、アメリカ海軍の艦艇での使用能力を評価するために、二台目のBIO-SEAバラスト水処理ユニットをアメリカに出荷しました。このMシリーズのBIO-SEAシステムは、BIO-UV GroupのアメリカのパートナーであるThe Columbia Group（TCG）に供給されたコンパクトなBシリーズユニットと同様のテストを受けます。TCGは、2021年にアメリカ沿岸警備隊に承認されたUVベースのバラスト水処理システム（BWTS）の堅牢化版を開発する契約を受けました。このプログラムは、アメリカ政府の要求に応じてアメリカ海軍艦艇に適したバラスト水処理オプションを提供するために開発されました。
コンパクトなBIO-SEA Bユニットは、300立方メートル/時までの流量に対応可能な堅牢なフィルトレーションおよびUVベースのBWTSです。一方、M10システムは最大1,000立方メートル/時の流量処理に設計されています。アメリカ海軍向けに特別に設計されたBIO-SEA Mシリーズは、昨年4月にフランスのLunelにあるBIO-UV Groupの生産施設で工場受け入れテストを完了しました。
また、2024年2月に評価のために設置されたBIO-SEA Bユニットは、物流船での500時間以上のバラスト/デバラスト操作を完了し、現在はアメリカ軍の基準に適合するかを検証するための地上での電磁干渉テストを受けています。このBWTSは、その後、広範な振動および衝撃テストにさらされます。この開発は、軍事基準への適合を検証するための第一歩であり、BIO-UV Groupにとって新たなバラスト水処理市場への扉を開くものです。また、TCGとの成功したパートナーシップを示すものでもあります。
